「同学会」に関する声明
(1)学友会と同学会の関係について
(1)学友会と同学会の関係について
京都大学文学部自治会学友会は、全ての文学部学部生をその構成員とする自治会です。
近頃、吉田南及び吉田構内において、「同学会正副執行委員長選挙」が行われていますが、1959年に制定された本会の規約によれば
「付則
第二十五条 本会は、その独自性を保ちつつ、全学的な問題については、同学会のもとに全学的な視野にたたち、他自治会と協力して、その解決にあたる。同学 会代議員会の決議と本会の学生大会の決議または学生投票の決定とが異なる場合には、同学会代議員の決議は本会を拘束しない。」
となっています。規約に基づけば、本会は同学会とは別組織であり、その方針が一致したときのみともに行動することがあります。しかし、近年は全学的な問題 に取り組む際、他の学部自治会と協力することはありました(2010年の冬休み短縮問題に関してなど)が、同学会と連携して動いてはおりません。
また、今回の「同学会正副執行委員長選挙」については、規約自体に則っていないため、学友会の規約にある同学会と認めることは出来ません。
(2)教室貸出業務について
(2)教室貸出業務について
学友会では、現在も文学部新館を使用したい団体などに対して、一括で学友会が教室貸出業務を行なっています。
なお、現在行われている「同学会正副執行委員長選挙」の「立候補宣言」において「既に教室貸し出しを行なっている自治会やサークル団体もあるので、それ らの団体とも連携をしながら、取り組んでいきます。」と書かれていますが、公式にこのような要請がきたことはありません。また教室申請業務は各団体の自主 性にも関わることから、今後の対応に関しては、学友会員の皆さんの意見もお聞きしたいと考えています。
これらのことに関して、ご意見ご質問のあるかたは、学友会までご連絡下さい。
2012年6月7日 京都大学文学部自治会学友会(常)